虹の風学修館 北浜南教室

幼児~中学生のための少人数制学習塾・虹の風学修館「北浜南教室」のブログです。
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小2クラス

小2 国語 「あったらいいな、こんなもの」

ある日の国語の授業の様子をご紹介します



渥美      : 「ねぇねぇ。今はないけど、こんなものがあったらいいな。って思うもの、ある?」

Yちゃん  : 「みんながあそべるゆめのしま!」

Kくん    : 「なめこ。 」    ←(あの人気キャラクターが実際に存在して欲しい、という意味です☆)

渥美    : 「いいね!今2人が頭にうかべたものを、絵にかいて先生におしえて!!」



今回は2人が大好きな絵を描く授業です

2人はとっても絵を描くのが上手なんですよ

用紙を渡すとすぐにペンを持ち、真剣!真剣!カキカキ…カキカキ…


2人描く様子


2人の頭の中には、どんな世界が広がっているのかなぁ。とっても楽しみです


カキカキ…カキカキ…

2人  : 「先生、できたーーーーー!!」



それでは発表して頂きましょう

まずは、Yちゃん


優奈ちゃんの絵①


タイトル  「 しょくぶつのしま 」

夜にはならないずっと朝の島 時計の数字は15まであって、1日が長いんだって

サメのお刺身が食べられたり イクラ味のカニがいたり 

絶対に溶けないチョコレートの花も咲いてるんだって

そして!なんと砂浜の砂でケーキがつくれるそう 毎日おいしいケーキが食べられるね

『 あったらいいな、こんなしょくぶつのしま 』 




続いて、Kくん


啓ちゃんの絵①


タイトル 「 なめこのしま 」

ここは、ずっと夜のままで朝にはならないなめこの島 悪いなめこ:ドクドクなめこたちが住んでるんだって

見た目は怖いけど、絶対に人間は襲わない 悪い泥棒たちをやっつけてくれるんだって

安全を守ってくれる働きマンたち 今日もパトロール、お疲れ様です

『 あったらいいな、こんななめこのしま 』 




2人とも、とっても素敵な発表をしてくれました

子供たちならではの発想に、ただただ感心してしまいました

小さな思い付きが、大きな希望につながることもあります

「 あったらいいな、こんなもの 」

想像力を膨らませて、いろいろな考えを持てるようになりたいですね


                                                                                                                 (渥美)


【新小2クラス】 算数下 「かたちづくり」

新小2クラスでは、先日の授業で、「かたちづくり」の学習をしました。この単元では、三角と四角を組み合わせて、別の形を作ったり、四角を半分に切ると三角になることを学びます。そこで、手始めに私はこんな質問を生徒たちに投げかけました。

私 「この部屋には、どんな形があるかな?」
生徒A「(情報誌を指差しながら)四角があるよ!」
生徒B「時計は丸だよ!!」

 予想通り、元気よく答えてくれました。しかし、教室内だけでは飽き足らず・・・
丸

三角

見つけた!
生徒A「僕は三角を見つけたよ!」
生徒B「こっちの教室には丸があるよ!」
生徒A「玄関には四角と丸がいっぱい!!!」

 きらきら目を輝かせながら、見つけた形を手にとったり、指をさしたりして、私に教えてくれます。そんな子どもたちの様子を見ているうちに、私まで楽しくなってきました。

私「色々な形が見つかったね。ここで2人にクイズなんだけど、三角と三角を組み合わせたり、三角と四角を組み合わせたりすると、どんな形ができるでしょうか?」

 突然の私の質問に、子どもたちは困ってしまいました。

生徒B「四角と三角なら家とかできそう!あとは・・・どんな形ができるんだろう?」
生徒A「分からない・・・」

 子どもたちは分からずに、オロオロしています。そこで、私は子どもたちにこんなものを見せました。
妙妙板
生徒A「何これー?」
生徒B「絵本??」
私「ん~、絵本みたいに見えるけど、実は・・・」

 皆さんもご存知かもしれませんが、これは「妙妙板」と言って、描かれた形と同じ形になるように、三角や四角の形を並べる道具です。しかし、子どもたちは初めて見たようで、それはそれは興味津々。

生徒A「本当にこんな形になる?」
生徒B「私はならないような気がする・・・」
生徒A「僕も。」
私「じゃぁ、2人でちょっと確かめてみてよ。」
 私は2人から少し離れて、見守ることに。しばらくすると、形の組み合わせ方ついて、2人の間で話し合いが始まりました。

試行錯誤2

生徒A「こうやって置いたらどう?」
生徒B「ん~、違うんじゃない?だって、これが置けなくなっちゃうよ。」
生徒A「あ、そっかぁ。」
生徒B「ちょっと貸して?」
試行錯誤

 1人の生徒が手に持った三角をくるくる回し始めました。そして、形と合うように配置していきます。もう1人の生徒もそれを真似て考え始めました。お互いに「それ、ちょっと貸して?」を繰り返し、何度か組み合わせていくうちに、「この形は、ここにはこない」「この形しか、ここには置けない」といったことが見えてきたようです。しばらくして、2人の歓声が上がりました。

生徒A・B「できたーーーーーー!!!!!!!!!!」

できた!!
 この授業の後に、今度は身の回りで見たことのあるもの作りに取り組んでもらうと・・・

キツネ
生徒B「これ、キツネだよ!!^^」

木
生徒B「僕はクリスマスツリーを作ったよ!!」


 一番初めに聞いたときには出てこなかったものでも、何と何を組み合わせればどのような形になるのかが分かれば、このように色々な形を発想し、それを表現できるようになるのです。

 この時の子どもたちの笑顔。「分からないことでも、分かるようになれば楽しくなる」。まさに、それを表してくれているかのように、とってもとっても輝いていました。
(岩瀬)

【小2B】算数下「箱の形」

今回は「箱の形」の2回目の授業です。前回は箱の面をなぞって描き、どんな形から箱はできているのか、どのようにつなげたら箱の形になるのかを考えてもらう作業をしました。そして今回、ストローと(粘土の代わりに)テープを用いて、箱の形を再現してもらうことにしました。
 再現の前に、まずは前回の復習です。


私「(サイコロの箱を見せながら)この箱の表面は何て言ったかな?
Aくん「面!
私「そうだね。この面はいくつあったっけ?
Aくん「6つ!!
私「そうだったね。じゃぁ、(サイコロの頂点を指しながら)このかどっこ、何て言ったか覚えてるかな?
Aくん「えっと… なんとか点!
私「そうそう! 何点だっけ? ヒントは、ちょ・・?
Aくん「…あ、頂点だ!!
私「そう!頂点!!頂点はいくつあったっけ?
Aくん「えっと…。1、2、3… 8個だよ!
私「お、そうだね。よくできたね。じゃぁ、最後!頂点と頂点を結んだこれは・・?
Aくん「辺!辺は1,2,3,4… 12本だよ!!
私「そうそう!じゃぁ、いま思い出したことを参考にしながら、ストローとテープで箱の形を作ってみよう♪
Aくん「はぁぁい!!!

 その後、辺は12本ということから、自らストローを取り出してくれたAくん。テープの接着箇所が8つあることにも気付いてくれました。そして、あっという間に作ることができました。
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 当初の予定では、ここまでを授業内容と考えていたのですが、Aくんの希望により、折り紙で面も表すことに。

面を製作中

 作り終わった後、Aくんは私に、飛びっきりの笑顔でこう言ってくれました。

「(自分ひとりで作り終えることができて)ものすっごく嬉しい!!!」 

 私はAくんからこの笑顔と言葉を貰えたこと、本当に嬉しく感じました。上記のように、時として、授業内容には含んでいない、予定外のことを子どもたちに求められることがあります。その時、全てを「授業内容ではないから、できない」と突っぱねてしまっては、子どもたちの興味や関心をそれ以上に伸ばしてあげることはできません。あるいは、そのたった1回の行為が子どもたちの興味・関心自体を削いでしまうかもしれません。責任は重大です。子どもたちが新たな感動に出会うチャンスは、子どもたちが興味・関心を示したまさにその時。このチャンスを逃がさないように、我々講師がしっかりと掴んであげたいものです。

(岩瀬)

【小2A】国語下「おにごっこ」

「鬼ごっこ」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか? ほとんどの方が、逃げる人を鬼が全力で追いかけていく…といった様子を思い浮かべることでしょう。

 今回の説明文はまさに、その「おにごっこ」にどのようなルールを足していけば、誰が有利になって、不利になるのか?について触れ、最後にみんなが「楽しかった」と言えるようにするにはどうしたら良いのか?を考えていく内容です。授業前、私は生徒たちにこんな質問をしました。

私「みんなは普段、どんな鬼ごっこをしているの?
Aくん「え、普通?色鬼とか!」 
Bくん「高鬼!」  
Cさん「ケードロ!
私「何それ?どうやってやるの??

 私はあえて、その遊び方を知らないフリをしました。すると、子どもたちはそれぞれの遊び方を、口々に教えてくれました。しかし、私が「ルールが多くて、一度に覚えきれないよ…」と話すと、今度は紙に書いて、遊び方の説明書を作ってくれたのです!
ルール

 普段、文章を書きたがらないAくんもBくんも、この時は夢中になって書いてくれました。私はその中に、子どもたちのもつ優しさを感じました。

 その後、教科書の本文を読んでいきましたが、子どもたちが挙げてくれたルールが文章となって出ていたからでしょうか。始終、集中して聞き、また自ら進んで音読もしてくれたのです。最後に私は「みんなが楽しかったと思える鬼ごっこってどんなもの?」と質問しました。すると…。

Aくん「すぐに捕まらないもの!
Cさん「でも、捕まらなきゃ鬼の人がつまんなくなっちゃうから、鬼が必ず捕まえることができる鬼ごっこじゃなきゃダメだよ。
Bくん「この前、○○がルール守らなくて、すごいつまらなかった。
Aくん「やっぱさ、ルールは皆で守らなきゃダメなんだよ。

 話し合いの中に、子どもたちの実体験がそのまま出てきていますよね。
 「学習」とは習って学んだり、学ぶために習うものではありません。辞書にもあるように、過去に学んだことの上に、さらに新しい知識を習得し、積み重ねていくことを言うのです。学習は、過去の体験を活かしてこそのもの。過去の体験と今ある課題を組み合わせ、新たな発見ができる授業、過去に学んだことが無駄になることはないんだ、と感じてもらえる授業こそ、私たち虹の風が目指す授業のあり方なのです。
(岩瀬)

【小2B】 算数下「九九表」

 冬休みまでいよいよ1ヶ月を切りました。小学2年生のAくんは、かけ算九九を1~6の段を暗誦できるようになりました。7,8,9の段が完璧にマスターできるまでには、もう少し時間がかかりそうです。
 
 さて、今回は「九九表」を見ながらそれに隠された秘密について考えてもらう作業をしました。手始めに、覚えた九九の答えを九九表に書き込んでもらうことに。6の段まではスラスラ書いてくれました。しかし、7の段に入ると、途端にスピードが落ち、7×4で手が止まってしまいました。話を聞いてみると、答えはまだ覚えていないし、かといって計算するのは面倒くさいしで、到底書く気になれない、というのです。「それもそうだよね」。私は思わず頷いてしまいました。

 そこで、私は「じゃぁさ、「九九表」に隠された秘密を探ってみよう」と提案してみることにしました。最初は乗り気でなかったAくんですが、話の中で「その秘密を知れば、九九表を埋めることができるかもしれない」ことが分かると、途端に目を輝かせ、「九九表」から分かること探しを始めてくれました。

 Aくんがまず始めに気付いてくれたことは、かけ算の基本である「かける数が1増えると、かけられる数だけ答えが増えていくこと」です。次に、「縦にも横にも、規則正しく数字が増えていっていること」。最後には「答えが同じになるものがあること」にも気付いてくれました。そこで、答えが同じになるかけ算の式を紙に書き出してもらうと・・・

あぁ!! (書き出した式のそれぞれの数字を指差しながら)これ(かける数)とこれ(かけられる数)を逆にした式の答えが一緒だったんだ!!!

 Aくんが気付いた瞬間、それはそれは飛びっきりの笑顔でした。その後、「もう大丈夫。覚えてなくても書けるよ」と自ら進んで、九九表を埋めてくれました。7、8、9の段の後半はまだ暗記していなかったため、埋めきることはできませんでしたが、それ以外は全て埋めることができました

かけ算かけ算2

「これはなんだろう?」が「分かった!」に変わり、「分かった!」が「楽しい!」に変わり、「楽しい!」が「ちょっとこっちも挑戦してみよう」の意欲に変わっていくのが、はっきりと分かりました。同時に、そういった授業を実現するために一番大切なことは、授業の主役はいつでも子どもたちであること、我々講師は子どもたちがつまずいた時にすっと助け舟を送る役を全うするところにあるということを改めて教えてもらったのでした。

(岩瀬)

【小2A】算数下「かけ算」

 現在、小2Aクラスでは、自力でかけ算九九の答え作りに取り組んでもらっています。2年生一番の砦とも言うべきこの単元。「難しそう汗」「やりたくな~いガーン」。最初、そんな言葉が飛び出るのでは!?と内心ドキドキでした失恋。が、実際には・・・

生徒A「早くかけ算やりた~い!」
生徒B「楽しそう!!」
生徒C「俺にもできるかな?」


私の心配は、どうやら要らなかったようです。Aさんは事前に教科書を見てきたとかで、文字の羅列に魅了され、Bくん・Cくんは兄弟の影響を受け、好奇心いっぱいな顔をしていました。そこで、まず始めに「数え方」で知っているものを挙げてもらうと・・・。

「1,2,3,4・・・」
「2,4,6,8・・・」
「5,10,15・・・」

出ました、出ました。私はさらに質問していきました。

私「今言ってくれたのは、それぞれいくつずつ増えているの?」
生徒B・C「1,2,3,4は1つずつで、2,4,6,8は2つずつ!」
生徒A「5,10,15は5ずつ増えてるよ!」

3人とも、得意げな顔で教えてくれます。

私「そうだね^^ じゃぁ、またまた質問なんだけど、2が1つ分でいくつになると思う?」
生徒A「え、2だよ?」
私「そうだね♪ じゃぁ、2が2つ分だったら?」
全員「4!!」
私「そうだよね^^ 実はね、もう3人ともかけ算できてるんだよ?」
全員「えーーーーー!!!!!!」

 かけ算は「どの数がいくつ分」を出すための道具。ですから、かけ算に入る前の段階では「2+2+2=6」といった、これまで学んできた式を組み立てられることが重要なポイントになってきます。既に知っている知識と分かりやすい言葉を使って、少しだけ誘導してあげれば、子どもたちは上記のように、自然と理解できるのです。数が大きくなっていく段階で、中にはつまずくお子さんもいます。そういった時は、実際のあめ玉やお金を用いて「○○がいくつ分」をイメージしやすい環境を作るようにしています。それだけで、子どもの中に生まれた疑問や「やっぱり難しいから自分にはできないのではないか」といった不安、思い込みを取り除くことができます。
 かけ算で大切なことは、暗記することではありません。なぜなら、意味が分かっていなければ、必要な場面に応じて使いこなすことは不可能だからです。ここで大切なのは、かけ算は「いかに親しみやすいものであるのか」を知ってもらい、「難しくはない」と感じてもらうことなのです。             

(岩瀬)

【小2B】算数上「三角形と四角形」

 今回は「三角形と四角形」の授業の2回目。前回は点と点を定規を使って結び、三角形・四角形を作る作業をしました。





 そこで今回は、直角を作ってもらうことに。最初、Aくんは本のかどを紙で包み込むようにして作ろうと奮闘しましたが・・・


私「本のかどみたいになった?」
Aくん「ん~、本のかどっぽいけど、ここ(かどの部分)が丸くなっちゃった・・・」
私「本当だ~。似てるけど、なんか丸いね。どうしたら、本のかどみたいにカクカクした感じになるんだろう?」
Aくん「う~ん・・・。紙の当て方が悪かったのかな?」
私「なるほど!じゃぁ、どうしたらいいんだろう?」
Aくん「ちょっと考えるから、先生は見ないでね!!」
 
 見ないでね、とは言われたものの、気になって盗み見てみると、どうやら紙をクルクル回しながら、考えているようでした。しばらくすると・・・

Aくん「紙を折ってもいい?」
私「もちろん!」

 紙を折ることを思いつき、1回折ると「あ!」とひらめいた様子。本のかどに合わせながらもう1回折ると、ようやく直角ができました。

Aくん「できたーーー!!!」
私「本当に本のかどぴったり?」
Aくん「うん!!!!ほらね!!!!」

 できた直角を、元気よく本のかどに合わせて見せてくれました。その顔はとても嬉しそう。その後、教室中の直角探しをしました。教室内だけでは飽き足らず、廊下やトイレ、最後は玄関まで探検です。あっちを開け、こっちを開け・・・ 開けるドアは、すべて開いて歩きました(笑)。扉のかど、情報誌のかど、電気スイッチのかど、タイルのかど・・・ 普段は見落としがちな細かいところまで探してくれたAくん。最後に、直角三角形を組み合わせて形作りをしました。





 三角形と三角形を合わせて使うと四角形になるという、この気付きそのものが、実は高学年で出会う単元(面積など)の大きな足がかりとなっています。いわば、大きな単元の土台ですね。こういった小さな土台を楽しみながら、かつ、丁寧に一つひとつ作っていってあげられたら、と思うのです。

(岩瀬)

【小2A】いよいよ、夏期講座が始まりました!

 夏期講座初日、小2Aクラスは体験生を交えてのスタートとなりました。今回は「長さ」の復習です。「長さ」を扱った授業では、「測りたいものを自分で見つけて、測ってみる」ことをしてもらいました。でも、今回は少し切り口を変えて・・・。

私「一寸法師、知ってる人!」
生徒「はい、はい、はーい!!」

元気よく手を挙げてくれる子どもたち。一瞬、これから国語が始まるのでは!?と思われるかもしれませんが、あえて言います。これは算数の授業です(笑)。

私「一寸法師ってどんなお話しだったっけ?」
Aくん「知らな~い」
Bくん「なんだっけ?」
Cちゃん「ちっちゃいのから、おっきいのに変わるの!」
私「そうだったね^^ 他にはあるかな?」
Bくん「鬼!」
Aくん「あ!鬼退治するんじゃなかったっけ!?」
Cちゃん「そうだよ!鬼退治して、おっきくなるの!」
私「そうだったね^^ 一寸法師は鬼を退治して大きくなったんだよね。じゃぁ、一寸法師が大きくなる前、どのくらいの大きさだったんだろう?」
Cちゃん「ん~・・・ このくらい?」

Cちゃんが筆箱の中から小さくなった鉛筆を取り出して、私に見せてくれました。それを見たAくんとBくんは・・・

Aくん「いや、一寸法師はこのくらいだと思う!」
Bくん「いや、もっと大きいね。このくらい!」

大きさ予想大会開始です。Cちゃんが示した大きさよりも、一寸法師の予想の大きさはどんどん大きくなっていきます。でも、その大きさはAくんたちの身長に達することはありませんでした。そこで、ある一定の長さまでいったところで種あかしをすることに。

私「一寸法師の一寸って、昔の長さなんだよ。一寸は大体3センチくらいなんだって。ところで、3センチってどのくらい!?」
3人「このくらい!!」

3人とも指で幅を作って教えてくれました。

私「じゃぁ、本当にその長さが3センチか、定規で確かめてみよう^^」
(自分の指を定規に当てて測りながら)
Bくん「くっそ~、ちょっと短い!」
Cちゃん「少し大きかったぁ・・・」

 それぞれ測り終えたところで、一寸法師と同じ大きさ探しをしてもらいました。

Aくん「なんで!?あとちょっとなのに~!!!!」
Cちゃん「スイッチは3センチもない・・・」
B「・・・あった!!ちょっと来て!!先生、あった!!!ここに!!!!」

 

 皆が一箇所に集まったそこには、横の長さが約3センチのクリップが。「本当だーー!!!」歓声が上がり、子どもたちの顔が輝きました。その後も3センチ探しは続き・・・

Cちゃん「これ、6センチだぁ・・・。大きすぎる・・・」
私「それって、一寸法師何人分なんだろう?」
Cちゃん「・・・ちょっと待って!一寸法師は3センチだから・・・。」

 一生懸命測って、「2人分だよ!」その顔はとっても活き活きしてました。


 復習は、既に学習済みという点で、予習と質を異にします。既に「知っている」ことに対して、子どもたちに興味や関心を持ってもらおうと思っても、それはなかなか上手くいきません。なぜなら、教えてもらわなくても既に知ってしまっていることだからです。それ以上に学ぶことはないと感じてしまっているからです。その中でやれ復習だ、勉強だと言ったところで、子どもたちは嫌がるに違いありません。
 では、知っていることの中に、子どもたちが知らなかった世界を含ませてあげたらどうでしょう。子どもたちは恐らく関心を示すことでしょう。今回もそうでした。一寸法師という言葉だけの知っている世界に、少しだけリアリティを持たせてあげただけでこんなにも授業に積極的になるのです。復習を嫌がる、したがらない。-それは違います。工夫次第で、子どもたちは復習にも興味・関心をもって取り組むことができるのです。 
(岩瀬)

【小2B】算数上「たし算」

 最近、小学2年生クラスに1人の生徒が入塾し、2年生は計3名となりました。時間帯の都合により、やむを得ず新規クラスを立ち上げてのスタートです。
 新規クラスは普段、マンツー・マンでの授業ですが、夏休みに入ればいよいよ夏期講座が始まります。夏期講座では、この2クラスの合同授業も予定しています。それを知った子どもたちは「楽しみ!」と合同授業の日がくるのを今から心待ちにしてくれているようです。見ている私まで、なんだかワクワクしてきます♪ さて、今回は新規クラスの授業風景を少しご紹介したいと思います。


私「今日は、Aくんにたし算の問題作りをしてもらうよ♪」
Aくん「問題作り?」
私「そうだよ^^ 問題を作って、答えも書いて欲しいんだけど…」
Aくん「何でもいいの?」
私「何でも良いよ!」
Aくん「書き方がよく分からないから、教科書見ても良い?」
私「もちろん!」


初めての問題作りに臆することなく、Aくんは問題作りにチャレンジしてくれました。そしてできあがった問題がこちら。


「2年生は はがきを63まい もっています。4年生は はがきを789まい もっていました。あわせて なんまい ありますか。」



2桁+2桁のまとめとして作ってもらった問題でしたが・・・ 出来上がってきたのは3桁+2桁でした。まだ学習していない箇所に、Aくんは自ら挑戦を挑んでくれました。そして・・・

Aくん「この問題、解いてみて」
私「分かった! ん?なかなか難しそうだね。」
Aくん「さぁ、解けるかな?」


 私にも挑戦状を渡してくれました(笑)。


私「(解き終わったのを見せてから)あれ?これで良かったんだっけ?自信なくなってきちゃった。Aくん、ちょっとこのカードで、一緒に解き方を考えてくれない?」
Aくん「いいよ〜^^ 」
私「どこの位から計算しよっかなぁ・・・」
Aくん「上からやってみる?」
私「そうしよう!」
Aくん「(しばらく一緒に作業をしていて)あれ〜、分からなくなってきたぁ」
私「なんでなんだろう?」
Aくん「上から計算してくのは難しいなぁ」
私「確かに。何か簡単な方法があれば良いんだけど・・・。何かない!?」
Aくん「あ!・・・前にやった計算、使えるんじゃないかな?」
私「本当に?ちょっとやってみようよ!」







 このように、時として私が講師から生徒役に回ることで、教える授業ではなく「考えてもらう授業」「生徒の言葉で表現してもらう授業」に繋げられるよう心がけています。
 また、あえて生徒がしなかった失敗をしてみせることで、「なんでそうなったんだろう?」と一緒に考えてもらい、そこから「どうすればいいんだろう?」と思考錯誤する時間を作るようにもしています。と言いますのも、1つの見方以外に、他の見方・考え方があるということを感じ取ってもらいたいからです。
 子ども同士間で生まれる考え方や発想と比べたら、私のそれは単調かつありがちなものかもしれません。それでも、1つだけではない、様々な考え方があるということ、それに対してどう考えていけば良いのか、自分の意見や考えをどう表現していけばいいのか、について少しでも多く考えてもらえたら、と思います。

(岩瀬)

【小2】国語上「ふきのとう」

「ふきのとう」
この単語を聞いたとき、あなたは一瞬にしてこの植物を思い浮かべること、できますか?
残念ながら、私にはできません。写真を見て初めて、「あぁ~ これ、これ!」と思い出すのが現状です。

先週、小学2年生はこの「ふきのとう」という単語に初めて出会いました。もちろん、単語を聞いた最初の反応は
「何それ~!」
そこで一度、当てっこゲーム開始です。
「ふきのとうって、何だと思う?」
ルールは簡単。ただ、思ったことを自由に発言するだけ!
「分からんし~」
「生き物、かなぁ?」
「違うよ、怪獣(笑)」
「えぇっ、怪獣?(笑)」
わいわい発言してもらった後に、正解の画像をば~んと見せると、生徒の表情はたちまち変わります。

「おぉ~、これが??」
「初めて見た!!」
さぁ、ここからが本番です。
私が一度朗読し、生徒たちにも朗読してもらってから、実際に「ふきのとう」になってもらうのです。

「ささやくってどうしたらいいと思う?」
「ふきのとうみたいに、ちょっと踏ん張ってみよっか!?」
いざ、実践!となると、“ささやく”がイマイチ分からないと言う生徒たち。でも、実はこのような場面こそ、朗読の効果というものが発揮される瞬間でもあるのです。
「さっき音読したとき、そこのセリフはどうやって読んだっけ?」
子どもたちは私が読み、それを真似て読んだことを思い出し、
「こうやって小さく読んだ!」
と再現してくれました。
「そうだったね。じゃぁ、ちょっとやってみようよ」
不思議なことに、もう一度実践したときには、小さな声にプラスして、口に手をくっつけてコソコソ話しをするような動作が付いてきました。また、実際に動作をしながらストーリーを読み進めていくと、イメージもより沸くのでしょうか。
「踏ん張っているここ(手の平)に、雪がいっぱい積もっているんだよ!」
と手の平の上に、雪にたとえた教科書を乗せてみせるなど、生徒自ら表現してくれるようになりました。


国語において、「分からない」を分からせようとするのはむしろ逆効果です。
そうではなく、たとえば今回でいう“声に強弱をつける”といった、こちら側のほんの一工夫が真の「分かった」に繋がる近道のように感じます。
また、生徒自身が自分たちの中で“こうかな?”“ああかな?”と想像し、獲得した一つひとつの動作や言葉(あるいは、もう少し学年が上がってきますと、相手の立場に立って考えるといった力ですね)は、実体験として子どもたちの中により深く蓄積されていくのではないでしょうか。
ですから、私は教え込む授業ではなく、生徒に発見してもらい、そこから何か身に付けてもらう授業をこれからも目指していきたいと思うのです。
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