虹の風学修館 北浜南教室

幼児~中学生のための少人数制学習塾・虹の風学修館「北浜南教室」のブログです。
虹の風学修館HP(http://www.gakuki.co.jp/)
お問い合わせ先:053-412-1033(虹の風学修館直通ダイアル)

★中学生クラス

社会「食料自給率」

こんにちは、虹の風学修館の大石です。

 

先日の社会の授業では、自給率や工業地帯について勉強しました。

特に食料自給率(自国で消費する食料のうち、自国で生産している食料の割合)について、日本はとても低い水準となっています。

 
食料自給率

 

このような問題は、現実に起きている出来事です。

しかし、教科書の内容を勉強するとき、そういった実感を持って勉強することができているでしょうか。

「食料自給率40%」「日本の自給率は低い」といったようなことを覚えることで、テストで解答できます。それで満足してはいないでしょうか。

 

授業の中では、輸入が止まった場合にどのような食生活になるか、という具体例を出しながら食料自給率の話をしました。

すると、生徒からは、

「これしか食べられないの?」

「むしろ健康的かもしれない」

「肉をほとんど食べられないのは嫌だ」

といった、様々な意見があがりました。

そして、日本が輸入にどれだけ頼っているかを感じてくれたようでした。

 

地理の教科書では、様々な問題をグラフや資料付きで紹介してくれています。

それらを覚えることはとても大事なことだと、私も思います。しかし、覚えるだけでなく、実際に起こっている事実であるということ、問題解決のために何をしなくてはいけないかを考えること、そういったさらに一歩進んだところまで理解することも同じくらい大事なことではないでしょうか。

私の授業では、このような理解・実感を得られるようにしていきたいと考えています。

1学期中間テスト


 中郡中では、5月20日、21日に中間テストが実施されます。1年生にとっては、初めてのテストです。何をどのように勉強すればよいか、よくわからないと思います。
 
 虹の風学修館では、テスト3週間前にチェックリストを渡しています。

 che

 教科書の内容をもう1度復習することから始めます。学校や塾で勉強したことを思い出し、自分はどこがわかっていて、何が理解できていないかを把握します。その理解できていないところを、課題として重点的に取り組み、さらにそれを発展させる、という学習ができるようになればと考えています。
 
 やらされて嫌々やるのではなく、自分で考えて前向きに勉強する。

 テストをきっかけとしていますが、「テストがあるから頑張る」ではなく、「自分の将来のために頑張る」となるよう指導していきたいと考えています。

 
(上村)
 

 

中学1年生「緯度・経度」

 こんにちは、大石です。

 先日は、緯線・経線について授業を行いました。
 緯線や経線はそれぞれ「赤道と平行にひかれている線(緯線)」「北極点と南極点を結んでいる線(経線)」と教科書では説明されていますが、これではどういうものかよくわからない。

 そこで、実際に世界地図を使い、

「東経○○度、北緯○○度はどこの国でしょう?」

という形で出題し、みんなでその場所を探す、ということを行っています。
 初めは東経と西経、南緯と北緯を間違えてしまうことも多いですが、何度も探すとそれぞれが何を指しているか理解できるようになってきます。
 最後に、お互いに問題を出題しながら地球上の位置を確認することで、緯度経度の使い方を学ぶことができます。

 先にも書きましたが、緯線(緯度)や経線(経度)は、覚えなくてはいけない基本的な情報ですが、抽象的で分かりにくいところでもあります。
 みんなでわいわいと指定された地点を探しながら、学ぶことで、楽しく地図に親しみ、体感を通して理解することがもっともよい学び方だと思います。

北浜南新中学1年生 英語

こんにちは、大石です。

小学6年生はもうすぐ卒業式です。
虹の風の小学6年生も、今は新中学1年生として、中学校の勉強の先取りをしています。

前回の授業では、

「Do you play soccer?(あなたはサッカーをしますか?)」

というような、「~しますか?」という言い回しについて勉強しました。

いろいろなスポーツを使って、「どこを変えればスポーツが変わるのか」を考えてもらった後、「Do you like ~?(あなたは~が好きですか?)」という文章を使って、簡単にゲームをしました。

ルールは以下のようなものです。
みんながローマ字を書いたカードを12種類、2枚ずつ用意する。(授業の初めに、ローマ字の復習として、みんなの好きなものを書いてもらいました。)
全24枚のカードから1枚抜いて、23枚をみんなに配布。
相手を指定して、「Do you like ~?」と聞く。
指定された人は、そのカードを持っていたら「Yes,I do.」と言って、そのカードを渡す。持っていなかったら、「No,I don't.」と言って、相手とカードを交換する。
カードをなくした人の勝ち。

以上のルールでゲームを行い、みんな積極的に参加してくれました。
このゲームを通して、英語でのやり取りに慣れてもらうこと、英語への拒否感をなくしていってもらうことを狙っています。
今回のゲームのみならず、教科書の音読や和文英訳、英文和訳を通して、様々な場面で、どのような英語を使うのかを学んでいってほしいと思います。そのために、虹の風では英語を話す場面をなるべく作り、外国人講師のクリスに来てもらったりと様々な取り組みをしています。

グローバル化が進んだ近年、英語との付き合いは一生になるでしょう。だからこそ、英語を使うこと、勉強することに意義を見出して、楽しく勉強できるような環境を用意してあげたいと、私は考えています。

北浜南中3クラス【私立入試を終えて】


こんにちは、虹の風学修館北浜南教室担当の杉浦です。

私立高校の入学試験が終わって約一週間が経過しました。
生徒たちにとっては(おそらく)人生初の関門だったこともあり、
慣れない状況に苦戦した子たちが多かったように思います。
しかしながら、これから社会に進出する彼らにとっては出発点にすぎません。
これからは公立高校入試や大学入試、入社試験など、様々なハードルが彼等を待ち受けています。
どのような状況に置かれても、虹の風で学んだ

基本に立ち返ること。
好きなことに一生懸命取り組むこと

を大事にしていってもらいたいと思います。

さて、私立単願生は受験も終わり一区切りとなりますが、油断をしてはいけません。
これから学校生活の総まとめである学年末試験と、高校側からの課題がやってきます。
どちらも手を抜いていい訳がありません。中学校の締めくくりとして、全力で迎え撃ちましょう。


公立高校を受験する生徒は、言うまでもありませんがまだ試験が残っています。
試験までまだ少し日がありますので、本番で「やっちまった…」とならないよう、
悔いのない毎日を過ごしてください。

我々講師が試験当日にできることは祈ることだけです。手や知恵を貸すことはできません。
試験前までならばバックアップは惜しみませんので、是非相談に来てください。

それでは、受験生の皆さんの前途に幸あらんことを…。



北浜中2 地名・地形

こんにちは、大石です。

先日の授業では日本地理に入りました。

地理で各地域について取り上げるとき、一番初めに行うことは地名の確認です。
今回は、進度別に以下の白地図を配り、地名を書き入れてもらいました。


地図


「地名(~山地)(~川)(~平野)」「県名」「県庁所在地」などは、実生活でも常識とされている知識です。旅行をしたり、ニュースを見ていれば知っていて当然というようにその名前が出てきます。
これは、地理においても同様で、それらを知っていることは前提として、さらにプラスαをして難しい問題としていることもよく見られます。

地名、県名、国名など、中学生の間に覚えなくてはいけない名前は多く、大変だと思います。
しかし、これらの知識がなければ、勉強してきた現象が「どこで」起こっているのか判断することができません。
知らずに危険と言われる場所に足を踏み入れてしまうこともあるかもしれませんし、また、自分のいる場所で何が起こっているかを理解する手助けになるかもしれません。


地理で覚えなくてはいけない場所の名前は、様々な情報を私たちに教えてくれます。
そういった知識や情報をもとに、自分で考え、自分で判断することができる人間に育ってほしいと思います。

北浜中1 社会・地理

こんにちは、虹の風学修館北浜南教室担当の杉浦です。
今回は、中1クラスの授業の様子をお伝えしたいと思います。


今回の単元は【社会】【地理】です。

虹の風学修館では、【教科書の内容を自分の言葉でノートにまとめる】ことを推奨しています。
つまり、教科書の内容を大切にしていくように指導をしています。

通常はプリントやテキストで穴埋め問題に取り組むのが一般的です。
しかし、これには落とし穴があります。

例えば…こんな問題があったとします。


(例)次のカッコ内に当てはまる語句を書きなさい。

 (    )…砂漠化が進行している地域のこと。

答えは「サヘル」で、教科書では太文字で記載されている内容になります。
当然、生徒たちには「太文字は大事な内容だからしっかりと覚えよう!」と言っています。
学校の先生も同じことを言っているはずです。

ではもし、こういう出題形式だったらどうなるでしょう?

(例)次の語句の意味を書きなさい。

   サヘル …(                   )

頑張って「サヘル」という言葉だけを覚えた子達は( ゚д゚)ポカーンとなります。だって「サヘル」って書いてあるもの。

上記でわかるように、しっかりと「語句」及び「説明(意味)」の両方を覚えてかないと大変なことになります。
なので、しっかりと自分の言葉でノートにまとめていくことが大事だと言えます。


しかしながら、自分でキーワードを見つけ、説明されている部分を探し出し、自分の言葉でまとめるというのは
正直大変です。そこで、今回は練習として、自作のクロスワードパズルを用意しました!


DSC_0202


こちらは社会の教科書から重要と思われる語句を適当にピックアップして作ったものになります。
中には太文字以外からの出題もあり、教科書をよく読んで探さないと答えがわからない鬼仕様となっております。
ここで重要なことは「探す、調べる」こと。
分かりそうでわからない、微妙なヒントも相まって、みんな必死に教科書とにらめっこしていました。
自分で調べる→ワードが見つかる(分かる)→楽しいと、知的好奇心を刺激することができたようでした。
このパズルはあくまできっかけのようなもの、自主的に勉強を楽しむ習慣がついてくれれば嬉しいと思います。


個別面談

 虹の風学修館では定期的に面談を実施しています。生徒との二者、保護者との二者、生徒・保護者との三者と状況に応じて行っています。
 
 生徒との二者面談では、志望校、点数、内申の話しはもちろんですが、生徒は今何を考えていて、どういう状況にあるのか、学校や家ではどのように過ごしているのかを確認し、目標に向けて、今大切な事は何か、何をしていく必要があるのかを、それぞれ1人ひとり個々に応じて話しをしています。
 保護者との二者面談では、まず、生徒との面談の様子を伝えます。中学生ともなると、親子の会話が減り、知らないことも多いようで、「そうなんですか!?」という事をよく耳にします。そこから子どもの成長を感じることもあるようです。そして、塾での取り組みと今後どのようにお子様を導いていくかというような話しをします。親御さんの抱えている心配や不安を少しでも和らげることができたらと思っています。

 生徒自身が「学び」に対して前向きになるため、どのような事ができるのか今後も考えていきたいと思います。

 (上村)

北浜中3授業『社会』


こんにちは、虹の風学修館北浜南教室担当の杉浦です。
今回は、北浜南 中3 クラスの授業の様子をお伝えしたいと思います。


【内容】

今回の単元は【社会】【日清・日露戦争】です。


こんな画像や写真を見たことはないでしょうか?


2

これは教科書にも記載のある、『風刺画』と呼ばれるものです。
いったいこれは何を表しているのでしょうか?
生徒にも聞いてみました。

Wくん→「ヒゲのおっさん VS 兵隊と探検家と貴族の戦い。1対3とかズルいね」
Hくん→「これ知ってる。ヒゲの人は露(ロシア)、兵隊は日(日本)、探検家は英(イギリス)、貴族は米(アメリカ)だよ(ニヤニヤ)」
Mさん→「余裕なロシアを日本とイギリスとアメリカが挑発しているように見える。」
Mくん→「ちがうよ、日本がロシアに喧嘩を売って、イギリスが止めに入ってるんだよ。」

Mくんの発想は言われるまできづきませんでした。
確かにそういう見方もできなくもない。ナルホドナー。
…で、結局のところ正解は?

Hくん→「日露戦争でしょ?露 VS 日、英、米の戦い。」


大正解です。^^
アジアで勢力を振るっていたロシアに対抗すべく、日英同盟を結んだ日本が戦いを挑む構図になっています。
…アメリカは高みの見物ですけどね。
風刺画一枚でこれほど話が盛り上がるとは思っていませんでした。子供の発想力はすごいです。

さて、なぜこんな話を持ち出したかといいますと…
実は風刺画はテストや実力問題に用いられることが多々あるからです。
絵が何を表現しているのか、何を読み取るべきなのか?そいうった力も実力のうちになります。

地理などでグラフや地図の読み取り問題が出るように、歴史にもこういった出題があります。
複雑なグラフからの読み取りよりも、こういった絵で描かれているもののほうが抵抗が少なく、また
考えやすいのです。入門編みたいなものですね。

授業内では、この風刺画以外にもいくつか別物を用意して、じっくりと考えてもらいました。
普段とちがう慣れない事をしたせいか、「疲れた」「甘いもの食べたい」という感想が多かったです。
しかしながら、ひらめいた時の感覚(アハ体験?)は非常に好感触だったようで、またやりたい!と言ってくれました。
ノートにまとめることも大事ですが、時にはこういった頭の体操も大事だと思いました。



中2クラス 日本の気候

こんにちは、大石です。

先日の中学2年生の授業では、日本の気候について行いました。
今回は、その様子について紹介します。

中学1年生では、世界の気候について勉強しました。
世界の気候と比べて、日本の気候は明確な差はありません。しかし、その小さな差を見つけていくことがこの単元では求められてきます。
そこで、その差を楽しく見つけられるようにクイズ形式をとって確認をしました。


DSC_0356




以上のように、各気候の雨温図を用意し、教科書の説明を見ながらどこの都市かをあてるゲームです。

「①は降水量が多いから太平洋側の気候か、日本海側の気候だ」

「③は夏に降水量が多いからきっと太平洋側の気候だよ。だから、都市は静岡だ。」

「⑥は寒いから北海道の気候、④はたぶん南海諸島の気候だ。」

そのように、さまざまな意見を出しながら答えをあてていきました。
わいわいと意見を交換しながら、楽しそうに、小さな差を的確に把握していくことができました。

教科書をまとめることでも、各気候の特色はわかるでしょう。
しかし、それを楽しく学ぶことや、それぞれの特徴を細かく把握することは難しいでしょう。
このような学び合いの授業を今後も継続していきたいと思います。

記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ