こんにちは、虹の風学修館の大石です。

先日の授業より、国語の時間を使って読書感想文を始めました。
読む本は「時をつなぐおもちゃの犬」です。

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読書感想文は、国語の教科書とはけた違いに長い文章を読み、いつもの国語の時間とはけた違いに長い文章を書かなくてはいけません。
そのため、作品について深く理解し、自分の体験・経験を思い出しながら文章を考える必要があります。

授業の中では「なぜ」「どうして」「自分だったら」そういった様々な意見を引き出しながら、自分だけの「感想文」を組み立てていきます。
特に、「自分だったらどう思うか」「同じような体験をしたことがあるか」という問いには、様々な発表が見られます。
この「自分の感想」をしっかり発表し、感想をメモできていたなら、ほとんどの場合は文章に詰まることなく最後まで書くことができます。
授業では、1回では最後までできないので、何回かに分けますが、章ごとに以上のような発表を繰り返して、毎年最後まで書き上げています。


読書感想文で、その本の感想だけを書くようでは、書くことが無くなってしまうし、あまり個性がありません。
その本をテーマに、自分の気持ちや考えを表現することで「自分だけの読書感想文」を書けるのではないでしょうか。
普段の授業よりも難しい、長文の読書と長文の感想であるからこそ、よく考えて書いていってほしいし、よく考えられるように指導していきたいと思います。