虹の風学修館 北浜南教室

幼児~中学生のための少人数制学習塾・虹の風学修館「北浜南教室」のブログです。
虹の風学修館HP(http://www.gakuki.co.jp/)
お問い合わせ先:053-412-1033(虹の風学修館直通ダイアル)

北浜南教室式七夕祭り

 去る7月2日(土)中条公民館で、幼児~小学6年生を対象に七夕祭り星を開催しました。

 当日は、北浜南教室の生徒とその友人関係で計57名の子どもたちが参加してくれました。

 今年は駄菓子コーナーを設けました。子どもたちは受付で受け取った100円分のカードを持って、好きな駄菓子と交換です。
「どれにしようかな?」
「あっおいしそう!」
 高学年の子が低学年の子へ「これは○○円だよ」「このカードと交換するんだよ」と教える姿も見ることができました。自らお金を持って買い物をするということが減っている中、算数的なことを体感させることもできて良かったと思います。

 15時から、プレ葉ウォークでも公演している大道芸人「ウッディー」のショーが始まりました。

 バルーンアートやマジックを見て、「おー!」「すごい!」と歓声の声を上げていました。
 最後に目の錯覚を利用したマジックの作品をみんなで工作しました。
 昨年に引き続き、子どもたちのためにいろいろと工夫を凝らしたショーで楽しませていただきました。派遣してくださったテイクワンプロデュースさんに、この場を借りて感謝の思いを伝えたいと思います。

 続いて、幼児~小学3年生、小学4年生~6年生の2つのグループに分かれて、短冊づくり、外国人講師メーガン・クリスと英語のゲームを行いました。
 用意した大きな笹に、思い思いに書いた願い事を結びつけていきました。

「みんなが幸せになりますように」など他人を思いやったものもあり、大変ほほえましく思いました。
 また、メーガンとクリスとのゲームでは、フルーツの絵を使ってパフェを作ったり、フルーツバスケットをしたりしました。

 もちろん会話は英語です。物怖じせず、積極的に話しかけるところを見て、子どもってすごいなと感心させられました。
 最後にビンゴゲームをして、終了しました。


 昨年のおよそ2倍の人数が集まり、ちょっと大変でしたが、保護者の方々の協力もあり、無事成功させることができました。
 「地域の子どもたちに広い見識・知識を持ってもらいたい」
 「知的好奇心を育み、いろいろな事に興味を持ってもらいたい」
 という目的を達成することができたのではないかと思います。
 これからも地域の子どもたちにできることは何かを考え、実行していきたいと思います。

 参加してくれた子どもたち、協力してくれた保護者の方々そして地域の方々、本当にありがとうございました!

無料・個別「家庭学習相談会」を実施します【年長~小学生】

お子様の成績や、勉強に対するやる気などに不安を感じていませんか?

「小学生で大切にしないといけないこと・必要なことは何か」
「どのように勉強をさせればよいか」
など、心配・不安に感じていることに対して、個別で相談に応じます。
幼児(年長)~小学6年生の保護者なら、どなたでも無料で参加できます。
お気軽にお問い合わせ下さい。

期間:7/23(土)~8/31(水)
  (上記期間内で、ご相談の上、日時を決定いたします)
場所:虹の風学修館 北浜南教室

詳しくはチラシをご覧下さい。(クリックで拡大します)


お申し込み・お問い合わせ
  電話053-412-1033(虹の風直通ダイアル)
  パソコン虹の風学修館のHPからもお申込みいただけます。こちら

夏休みに普段学べないことに挑戦しよう!【小学生・夏期講座】

北浜南教室では、小学生を対象に夏期特別講座を行ないます。
夏休みに「学ぶ楽しさ」を体感してみませんか?

 鉛筆読書感想文を書こう!
 虫眼鏡楽しい実験に挑戦!
  その他、楽しいイベントも用意しています。
 ☆夏休みの課題(宿題)がスムーズに行なえるように指導します♪

日程:
  8/1(月)~31(水)の期間中、5回実施
 ※詳細スケジュールはお問い合わせ下さい。
料金:
  1~3年生 1回70分×5回 3,500円
  4年生 1回80分×5回 4,800円
  5年生 1回100分×5回 7,800円
  6年生 1回110分×5回 9,800円


詳しくはチラシをご覧下さい。(クリックで拡大します)


お申し込み・お問い合わせ
  電話053-412-1033(虹の風直通ダイアル)
  パソコン虹の風学修館のHPからもお申込みいただけます。こちら

【小4B】国語上「一つの花」

 前回、小4Bクラスの国語の授業では、「一つの花」の単元に入りました。この物語は戦時中、出征していく父親を前に「ひとつだけちょうだい」と食べ物をねだり泣き出した小さな子どもに、プラットホームの端に咲いていた一輪のコスモスを父親が見つけてきてプレゼントする、というお話しです。(これは、戦時中の食糧難を背景に描いたものです)

 さて、授業を始めるため「一つの花」を私が音読しようとした時のことです。


生徒A「先生!これ、戦争の話でしょう?」
生徒B「そうだよ!これ、戦争の話しじゃんね、先生?」
私「そうだけど… なんで知ってるの?」
生徒B「家で読んできちゃった!」
生徒A「でも、私この話しあんまり好きじゃない。」
生徒C「なんで?」
生徒A「だって可哀想なんだもん…。」
私「可哀想?」
生徒A「うん。だって、あの子(主人公)が食べるもの、あまりないんでしょ?それに、戦争みたいな、戦うことは私嫌い。だから、この話し好きじゃない。」
生徒C「そうなんだぁ…。私は別にこのお話し嫌いじゃないけど。でも、私も戦争は好きじゃない。っていうか、嫌い!」


 物語文に興味をもって、自発的に予習をしてきたこと。正直、驚きました。それから、自分の考えを、ただ単純に“嫌い”という括りの中で考えるのではなく、“なぜ”“どうして”と自分自身の気持ちを進んで分析し発言してくれたこと。その発言に対して、普段はあまり自分の意見を主張しない生徒が、自分の意見としてそれを発信してくれたことに喜びを感じました。そして、授業の中でも・・・


私「配給ってなんだろうね?」
生徒A「知ってる!」
生徒B「ニュースでやってるの、俺見た!」
私「ニュース?」
生徒A「あぁ、やってた!地震の時になんか言ってた!」
生徒C「あぁ… 私も聞いたことある!!」
私「じゃぁさ、さらに聞いちゃうけど、配給ってどんなことするの?」
生徒A「要はさ、あれだよ。困っている人に食べ物配るんだら?」
生徒B・C「(うんうん、と頷く仕草)」
私「なるほどね。ちなみに、配られるのは食べ物だけ?」
生徒A「ううん。物資も!」
私「おぉ、難しい言葉知っているね。ところで、物資ってなに?」
生徒B「う~ん、洋服とか。…とりあえず、物だよね?」
生徒A「とにかく、食べ物以外にも、色々あるってこと!」

 
 『配給』という言葉を聞き、これまで見たこと、あるいは聞いたことを総動員しての話し合い。この後、実際の戦時中の配給の写真を見せると、納得したような顔を見せてくれました。





【↑ 戦時中の配給の写真】

そして…


生徒A「思ったんだけど、何か物をもらう時に並んでる感じが、今とあまり変わらないね。」
生徒C「でもさぁ、着てる洋服や髪型、手にもっているものは今と全然違うよ?」
生徒B「本当だ!これなんか、カツオくんだし、こっちはワカメちゃんみたい(笑)」
生徒A「そしたら、こっちは船さんで、隣りにいるのは波平だぁ!!(笑)」
一同「確かに~!!!(爆笑)」

 
 最後、話は脱線しましたが、私が誘導しなくても、現代と当時の様子を比較し、類似点や相違点を写真から読み取ろうとしてくれました。子どもたちが何気なくしていたこの会話こそ、実は非常に大切なものだったのです。
 こういった現代とは異なる時代の物語文を読んでいる時、私は聞いている生徒の顔を見ながら、<全然違う世界の話しを聞いているような気がしているんじゃないかなぁ><イメージが湧き辛いのではないかなぁ>と思うことがあります。実際話しを聞いてみても、「大体こんな感じかな、っていうイメージはあるんだけど、今とは全然違う時代だし、やっぱり違うような気がしてきて最後は分からなくなる」とか。
 想像するに、子どもたちの中では戦争時代と現代とでは、点と点のように別々の世界のもの、という認識をしているのでしょう。でも、実際には時の流れに伴い、少しずつ変化することはあっても、変わらないものが確かに存在します。それは時代と時代が別々に分かれているのではなく、一つの線で結ばれているからこそのものです。それを確認するためにも、今も昔も使われている言葉の意味や内容について考えてみたり、上記のように昔の写真と現代を比べて、「何が同じで、何が違うのか」に着目して考えることが大切なのではないでしょうか。それがイメージを膨らめやすくさせる第一歩に繋がるように感じます。今後、どのような話し合いが展開されていくのか楽しみです。

(岩瀬)

【小5】算数・体積「どっちの『かさ』が大きい?」

 現在、小学5年生クラスへは8名の生徒が通ってくれています。北浜南小を初め、北浜小、北浜東小、豊田南小の子どもたちです。
 少人数制であること、またクラスの状況、子どもの習い事等の状況を考慮し、3クラスに分けて授業を行っています。
 先日行った「体積」の授業の1コマをご紹介します。

先生:「2つの立体どっちが『かさ』が大きいと思う?」

生徒:「『かさ』って何?」
生徒:「同じでしょう」
生徒:「立方体の方が大きいと思う」
いろいろな発言が飛び交います。

先生:「んじゃー、実際に比べてみよう!」
生徒:「えーどうやって?」
生徒:「(実際に重ねながら)こうするとこっちがこれだけ大きいけど、こうするとこっちが大きいし…」
生徒:「切ったりできればなー」
予想通りの展開です。
先生:「いいよ。カッター貸してあげる。気をつけて切ってね」

じっーと考えて、なかなか切るところまでいけない生徒、切り刻みすぎてわけがわからなくなってしまう生徒いろいろでした。そんな中、
生徒:「あっ、立方体の方が大きい!」
という声がでました。
先生:「どうして?」
生徒:「これをこうやったら…」

生徒:「おおー」
生徒:「なるほどー」

 作業をしている時、子どもたちはすごく楽しそうです。また、自分たちで答えを見つけることができたときのうれしそうな顔を見ると、こちらもうれしくなります。
 その後、「実際に切るということは、なかなかできないからどうすればいいのだろう?」ということをみんなで考え、1cm3の考えに結びつけました。

 推測をし、裏づけを取っていき、それを証明すること。
 それは、中学以降で学ぶ数学にもつながることであり、社会に出てから必要な事でもあります。
 算数を通して、そのような体験をさせることが、我々、虹の風学修館・講師の使命だと考えています。 
(上村)

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